活動内容
坊っちゃんLab.では大きく2つの活動を行っています。
iGEM
iGEM(International Genetically Engineered Machine Competition)は、合成生物学の世界最大規模の学生大会です。
坊っちゃんLab.は2026年の出場に向け、Wet・Dry・Hardware・Human Practiceの4チームで活動しています。
遺伝子の構築・発現・機能評価
課題を特定し、設計した遺伝子回路等を遺伝子発現制御系や代謝系に導入します。クローニング、形質転換、発現解析、機能アッセイを実施後、定量評価に基づき問題解析と条件最適化を行います。 これらのプロセスを通じてシステムの機能と再現性を検証し、最終的に、得られたデータから設計システムの実現可能性と有効性を実証します。
モデリング・シミュレーション
数理モデルや機械学習を用いて実験データの予測・解析を行い、PythonやシミュレーションツールによってWet Labの実験設計を支援します。 さらに、タンパク質の三次構造予測や分子動力学計算を活用し、リガンドと受容体の結合様式や分子間相互作用の解析を通じて、機能の理解に取り組みます。
デバイス開発
設計した遺伝子システムを実用化するためのデバイスを設計します。 低コストかつ安全で、誰でも簡便に効果を得られるよう、構想と実験を重ねます。 また、実験の自動化や現場での分析を可能にし、生物学研究の裾野を広げることを目指しています。 過去の研究プロジェクトにおいては、腸に届くカプセルの開発といった、DDS(ドラッグデリバリーシステム)の薬剤学的研究を行いました。
ELSI・社会実装
プロジェクトと社会の接点を探り、合成生物学がより良い形で社会に実装されるための架け橋を担います。 専門家へのインタビューや市民との対話を通じて、倫理・安全・法的側面からプロジェクトを多角的に評価し、得られた知見を実験設計へとフィードバックします。 また、教育活動やアウトリーチを通じて科学コミュニケーションを促進し、社会のニーズを反映した責任ある研究を追求しています。
SC
SC(Science Communication)は、地域の子どもたちを対象に、次世代の科学人材の育成を目的として活動しています。
野田キャンパス周辺の学校を訪問し、合成生物学の基盤となる生物学の基礎について、iGEMチームならではの視点から授業を実施しています。 単なる講義形式にとどまらず、各学年・理解度に応じて内容を調整し、マグロの種判別といった身近なテーマや独自に開発したボードゲーム(遺伝子多様性ボードゲーム)を取り入れることで、主体的かつ体験的に学べる機会を提供しています。
野田市や葛飾区で開催される地域イベントに出展し、身近な素材や現象を活用した簡単な実験を通じて、科学への関心を喚起する活動を行っています。 また、子どもだけでなく保護者も一緒に楽しめる内容とすることで、幅広い世代に科学の魅力を伝えています。
活動カレンダー
年ごとの活動内容をまとめています。
- 新入生歓迎会の内容の検討
- 合宿&実験
- みらい研究室への参加
- 南部公民館での実験教室
- iGEMの参加決め
- iGEM参加費の入金
- チームの役割分担
- 研究室訪問
- iGEM Japan Meetup への参加
- 新入生歓迎会
- プラスミド設計
- 1年生の学生研修
- SCイベント案出し
- 遺伝子組み換え講習会
- 論文・wiki輪読会
- 遺伝子組み換え申請の作成
- 朝日新聞が主催するサイエンスフェスに参加
- 野田市子供館での実験実習
- プロトコル作成・モデルの検討などの研究活動
- Safety form をiGEM側に提出
- Interfex見学
- 昭和学院中学・高校細胞生物学チームの実験指導
- 学生実習の実施(マグロの種別判定のためのPCR-RFLP法)
- 野田市南部公民館でのイベント実施
- 来年度に向けたテーマ案決め
- iGEM Japan Meetupへの参加
- バイオリスクマネージメントの参加(国立感染症研究所)
- 夏の生命科学の学校参加(希望者のみ)
- 胡桃坂研(東大定量研)見学(希望者のみ)
- 西深井小学校での理科の授業を実施
- 研究活動
- 研究テーマ決め
- 文化祭の用意(特に夢工房)
- ホームページ作り始め
- 遺伝子組み換え申請の作成
- 文化祭(野田:たこやき / 葛飾:フルーツ飴)
- 前澤先生にテーマ案の相談
- 引継ぎ
- 葛飾クリスマスイベント
- 分子生物学年会見学(希望者のみ)